• 2025年1月2日、MICROIPはAIソフトウェアサービスを統合し、「デザインレス」アプローチを先駆けとするIC設計を再定義しており、世界の主要半導体企業から認知されている。
  • 2024年に台湾新興株式市場に上場し、2025年のCESにデビューする予定であり、工業用Genio AI IoTプラットフォームを発表する。これはMediaTekとの共同開発であり、デザインと製造のギャップを埋めることにコミットしている。
  • MICROIPの会長であるJames Yang博士が、MediaTekとの共同開発である工業用Genio AI IoTプラットフォームを正式に発表した。
  • CES 2025の主要な焦点である「Rapid IC Design Development Platform」は、NFCチップのタイムラインを12か月に短縮し、新しく発売されたNFCコントローラチップは、非接触支払い、デバイスペアリング、無線充電、ブランド保護をサポートしており、高い統合度と競争力のある価格を示している。
  • MICROIPは、TSMCの6nm NPUプロセスと独自のAI最適化技術を活用し、工業オートメーションの需要を満たすために高性能と低消費電力の最適なバランスを提供している。
  • Arculus SystemのiProfilerを採用しており、AI駆動のアルゴリズムを使用して、繰り返しタスクを自動化し、設計上の問題を早期に検出し、開発サイクルを6〜9か月短縮している。
  • James Yang博士は、「CES 2025は、当社のASIC設計の専門知識とAIソフトウェア能力を披露するための最適なステージであり、Rapid IC Design ServicesからAIソフトウェアサービスプラットフォームまで、業界基準を高め、グローバルに独自の価値を提供している」と述べている。
  • MICROIPは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアに進出し、IC設計サービスのグローバルリーダーを目指し、Rapid IC Design Development Platforms、スマートアプリケーション、効率向上に焦点を当てる予定。

私の考え:

この記事では、MICROIPがIC設計においてAIを活用し、革新的なアプローチを採用していることが強調されています。特に、工業用Genio AI IoTプラットフォームやRapid IC Design Development Platformなどの製品が、高性能と効率性を組み合わせた価値を提供していることが示されています。また、MICROIPのグローバル展開計画により、今後の成長が期待される一方で、競争が激化する中でどのように市場で差別化を図っていくかが重要であると感じます。

元記事: https://www.manilatimes.net/2025/01/02/tmt-newswire/pr-newswire/microip-debuts-at-ces-2025-showcasing-rapid-asic-design-and-ai-innovation/2029193