要約
- 世界中の1,666人のITプロフェッショナルによる調査によると、74%が次の12ヶ月で10個以上のアプリケーションを構築する予定。
- 新しいアプリがプロジェクトの51%から100%を占めると報告するのは40%で、26%から40%を報告するのは41%。
- 外向きアプリの構築を重視する回答者が半数近くいる一方、そのうち49%が伝統的なAIコーディングと生成的AIを組み合わせて構築。
- 生成的AIを使用してアプリを構築することを“テストしている”と回答したのは88%で、19%がすでに生成的AIを戦略的必須要件と考えている。
- 生成的AIを使用することで開発者の生産性向上(42%)やパフォーマンス改善(35%)が挙げられ、40%がGenAIにコードを書かせることを“ほとんど”信頼している。
考察
生成的AIの採用率が高まっている一方で、既存のソフトウェア開発ワークフローにAI技術を統合する際に複雑さを抱える組織が多いことが示唆されています。セキュリティやガバナンス、人材やスキル不足などが課題として挙げられています。生成的AIを使用することで開発者の生産性が向上する一方で、GenAIにコードを書かせることに対する信頼度はまだ十分とは言えません。外向きアプリケーションの構築が重視されており、生成的AIを活用して顧客サポートや販売生産性、マーケティング生産性を高める用途が主要であることが示されています。