要約:

  • エンタープライズITにおけるプラットフォームエンジニアリングのトレンドは、DORAチームの調査によると、ポジティブなものだが、潜在的なデメリットを避けるために継続的な改善が必要。
  • 内部開発者プラットフォームの利用者は、個人の生産性が8%、チームのパフォーマンスが10%向上。
  • プラットフォームの使用により、組織のソフトウェア提供と運用のパフォーマンスが6%向上。
  • プラットフォームを使用することで、変更の速度と安定性に影響があり、AIツールの使用も同様。
  • プラットフォームエンジニアリングとソフトウェア提供速度の不均衡は、プラクティスに固有のもの。

感想:

プラットフォームエンジニアリングのトレンドは前向きであり、開発者プラットフォームの利用が生産性とパフォーマンスの向上につながっていることが示されています。ただし、変更速度や安定性の低下といったデメリットも浮上しており、AIツールの使用においても同様の課題が指摘されています。プラットフォームエンジニアリングとソフトウェア提供速度の不均衡は、プラクティスの違いに起因するものであり、プラットフォームが変更の品質を確保できていない可能性も示唆されています。開発者フィードバックを適切に受け入れることが、プラットフォームエンジニアリングチームの成功につながることが報告されています。


元記事: https://www.techtarget.com/searchitoperations/news/366615375/Google-DORA-issues-platform-engineering-caveats