- 中国のAIスタートアップ、Zhipu AIが早期大規模言語モデル企業に投資するファンドを立ち上げた。
- Zhipu AIは、Zhipu Ecosystem Fund(Z Fund)として知られるファンドを通じて合計2.11億ドルを調達する計画。
- ファンドには、インフラウェーブスやインフィニジェンスAIなど、10社以上のスタートアップが投資されている。
- 2019年に設立されたZhipu AIは、中国の主要AI企業の1つとされており、米国の大規模言語モデルスタートアップであるOpenAIと競合している。
- Zhipu AIは、サウジ国有石油・ガス会社AramcoのCVCファンドProsperity7 Venturesからの投資を受けており、このほか中国のアリババやテンセントなどのテック企業から資金を調達している。
自然言語処理の分野で注目を集める中国のAIスタートアップ、Zhipu AIが早期の大規模言語モデル企業に投資するファンドを設立したことが報じられました。このファンドは、10社以上のスタートアップに投資し、2.11億ドルを調達する予定です。Zhipu AIは、中国の主要なAI企業として位置付けられ、米国のOpenAIなどと競合しています。さらに、同社はサウジアラムコや中国のアリババ、テンセントなどから資金を受けており、成長が期待される企業の支援に注力しているようです。