要約:
- AIクラウドプロバイダーDataCrunchはSeedラウンドで1300万ドルを調達
- 2020年にReuben Bryonによって設立されたDataCrunchは、需要増加に対応するためにインフラを拡大する予定
- Founders VCをリードに、J12 Ventures、Aivenの創業者Oskari Saarenmaa、Smartlyの創業者Tuomo Riekki、DeepMindやElo Healthなどの元AI研究者などが参加
- 保険会社Local TapiolaやNordic bank Nordeaなど、リターン投資家も参加
- この資金調達ラウンドにより、DataCrunchの総資本は1800万ドルに達する
- 資金はNvidia H200サーバーの導入や、来年にGB200 NVL72クラスターの導入にも使用される予定
- DataCrunchはフィンランドとアイスランドのデータセンターからAIワークロード向けのコンピューティングリソースへのアクセスを提供
感想:
DataCrunchはAI企業向けのコンピューティングへのアクセスを改善することに焦点を当てていることがわかります。欧州のAIインフラプロバイダーとして、データセンターの選定や持続可能なエネルギー源の活用など、環境にも配慮した取り組みを行っている点が注目されます。今後はNvidiaサーバーの導入や新しいクラスターの提供により、AI企業にとってより効率的かつスケーラブルなソリューションを提供することが期待されます。