- クラウドベースのスーパーコンピューターは、パフォーマンスが160エクザフロップスに達すると主張
- ジェネレーティブAIコーディングスタートアップMagicは、Google Cloudとの提携を発表
- Google Cloudプラットフォーム上に2つのスーパーコンピューターを構築する
- 資金調達ラウンドで320億ドルを集め、AlphabetのCapitalG、Atlassian、Nat Friedman、Daniel Gross、Sequoiaなどが参加
- Magicは、2022年にEric SteinbergerとSebastian De Roによって設立され、合計465億ドルを調達し、2024年2月に500億ドルで評価された
- Magicは、人工知能(AI)モデルの開発に焦点を当てており、ソフトウェアの作成や開発タスクの自動化を行っている
- Google Cloudとの提携により、Nvidia H100 Tensor Core GPUsからなるMagic-G4スーパーコンピューターと、Nvidiaの次世代Grace Blackwellプラットフォームで動作するMagic-G5が立ち上がる予定
- Magicは8000台のH100を保有していると主張
- これらのスーパーコンピューターは、おそらくAIパフォーマンスで160エクザフロップスを達成可能とGoogleが述べている
- 現在、最も強力なスーパーコンピューターであるFrontierは、ベンチマークHPL(High-Performance Linpack)スコアが1.102エクザフロップスである
- AIパフォーマンスはFP8(8ビット精度計算)で測定され、一方、従来の計算パフォーマンスはFP64(倍精度計算)で測定される
- NvidiaのGB200 NLV72システムは、Magicのモデルの推論とトレーニングの効率を大幅に向上させ、Google Cloudは最速のスケーリングタイムラインとクラウドサービスの豊富なエコシステムを提供する
- 日本の文部科学省は、富岳スーパーコンピューターの後継機を構築する計画を発表し、AIフロップスでは世界初のゼタスケールスーパーコンピューターになると主張
記事では、MagicがGoogle Cloudと提携してスーパーコンピューターを構築することが強調されています。これにより、AIモデルの開発やソフトウェア開発タスクの自動化が進むことが期待されます。また、日本の文部科学省も、世界初のゼタスケールスーパーコンピューターの構築を計画していることが示唆されています。