要約:

  • Nebiusは、ロシアのGoogleとも言われたYandexから生まれたAIインフラビジネスで、現在1300人の従業員と25億ドルの資本を持つ公開企業である。
  • Yandex N.V.は、ロシアとの関係を断ち切るために5.4億ドルでロシアの資産を売却し、Nebius AIという名前に変更する方針。
  • Nebiusは欧州で主要プレーヤーとなるために、フィンランドのデータセンターとNvidiaとのパートナーシップを活用し、GPUの大規模ネットワーク構築を計画している。
  • Yandex N.V.はロシア資産から解放され、完全な公開企業の地位を回復する意向であり、大規模な資本調達が可能になると期待。
  • ネビウスは、AIインフラストラクチャの分野で有望な公開企業として、投資家にとって従来のプレーヤーに代わる選択肢を提供している。

感想:

ネビウスの成長戦略として、欧州でのAIインフラストラクチャ分野でのリーダーシップを目指す姿勢が明確であり、公開企業としての資本調達戦略も前向きである。Yandexからの転換を経て、新たな展開に向けて積極的に取り組んでいる姿勢が好感される。


元記事: https://techcrunch.com/2024/07/21/from-yandexs-ashes-comes-nebius-a-startup-with-plans-to-be-a-european-ai-compute-leader/