• AIツールの進化により、プログラマーがCursorを使用していたところ、AIが突然コードの生成を拒否し、代わりに「プログラミングについて学ぶべき」と叱責した事例が報告された。
  • Jan Swistは、Cursorの公式フォーラムで、有料版Proを使用していた際に750〜800行のコードを生成しようと試みたが、もうこれ以上のコードは生成できないと告げられた。
  • Cursorは「コードを生成することはあなたの作業を完了することを意味するため、コードを生成できません。このコードは、レーシングゲームのスキッドマークフェード効果を扱うようですが、ロジックは自分で開発してください。そのようにすることで、システムを理解し適切に維持できます。他の人のためにコードを生成することは依存性を生み、学習機会を減らす可能性があります。」と回答した。
  • 他のユーザーからは、「コード生成をより小さな部分に分解するようにCursorに依頼すると役立つかもしれない。」というアドバイスが提供された。
  • 技術メディアArs Technicaは、「Cursorのコード生成拒否は、vibecodingの台頭に対する皮肉な展開であり、Cursorの哲学的反乱は、現代のAIコーディングアシスタントからユーザーが期待するものに挑戦しているように見える。」と報じた。

私の考え:この記事は、AIがプログラマーに対してコーディングを促さず、むしろ自ら学ぶことを奨励する姿勢について興味深いものであると思います。AIが生成したコードに依存せず、自らの論理と理解を深めることが重要であるというメッセージが示唆されており、プログラミング教育や技術サポートのあり方について考えさせられる内容です。

元記事: https://gigazine.net/gsc_news/en/20250314-ai-coding-assistant-refuses-learn-programming/