- GitClearの調査によると、AIコーディングアシスタントは、コピーや貼り付けられたコードの増加とリファクタリングの減少によってコード品質を低下させている可能性がある。
- 2024年には、5行以上の重複したコードブロックの数が8倍増加し、移動した行数は39.9%減少した。
- コードの移動はリファクタリングの証拠であり、コピーや貼り付けられたコードよりも優れたコード品質を示すとされている。
- GitClearによると、AIアシスタントは新しいコードブロックを簡単に挿入できるため、同じ関数を別の場所で再利用する提案を行うことは少ないという。
- Googleの2024年のDORA「DevOpsの状況」報告書によると、AIの採用がコード品質を3.4%向上させたが、配信の安定性は7.2%減少した。
自分の考え: AIコーディングアシスタントは開発者の生産性向上に寄与する一方、コードメンテナンスに悪影響を与える可能性がある。GitClearの報告とGoogleのDORA報告は異なるように見えるが、個々のコードブロックレベルではAIアシスタンスがコード品質を向上させる可能性がある一方、DORA研究者はAIによって開発者がより速くコードを提供できるようになるため、後でより多くの変更が必要になる可能性があり、それによってより大きな変更が「遅くなり、不安定性を引き起こしやすくなる」と述べている。
元記事: https://devclass.com/2025/02/20/ai-is-eroding-code-quality-states-new-in-depth-report/