• アジアの様々な国が、中国の人工知能会社DeepSeekのオープンソースのチャットボットアプリケーションの使用を禁止するよう競っている。
  • 台湾デジタル省は、DeepSeek AIのチャットボットアプリケーションの使用を中央および地方政府機関、重要インフラ組織、公立学校、政府資金提供組織の従業員に指示。
  • オーストラリア政府も同様に中国のAIチャットボットが国家安全保障に「受け入れがたいリスク」をもたらすとし、連邦政府のコンピューターやモバイルデバイスからアプリケーションを禁止。
  • サイバーセキュリティ企業CyberCXは、DeepSeek AIアシスタントアプリがユーザー情報を収集し、中国に保管しており、中国共産党の戦略目標と物語に合致するバイアスのある出力を生成すると評価。
  • 韓国産業省も政府従業員がDeepSeekのAIチャットボットにアクセスしないよう禁止し、生成AIサービスの使用時に慎重であるよう政府従業員にガイダンスを出した。

考察:

アジア各国がDeepSeek AIに対するプライバシー上の懸念から禁止措置を取る様子が見られる。特に中国のアプリケーションがユーザー情報を収集し、国家安全保障にリスクをもたらす可能性が指摘されている。これらの措置は、データセキュリティへの懸念が高まっていることを示しており、各国が情報セキュリティを重視していることがうかがえる。

元記事: https://www.govinfosecurity.com/asian-governments-rush-to-ban-deepseek-over-privacy-concerns-a-27476