- 中国の人工知能スタートアップDeepSeekの最新モデルが、米国のAI分野における競争力について疑問を投げかけ、Nvidia株が11%急落
- DeepSeekは12月に開発したと主張するフリーでオープンソースの大規模言語モデル(LLM)を発表し、先週、OpenAIのChatGPTやMetaのLlama 3.1に匹敵するモデルをリリース
- DeepSeekはNvidiaの低性能チップを使用してモデルを構築し、他社がプレミアム製品から移行すれば半導体の主力製品に圧力がかかる可能性
- Wedbushのアナリストは、DeepSeekを米国のテック支配への主要な脅威と見なし、Nvidiaをリードする形でテック株が大幅な圧力を受けていると述べる
- 他の主要なチップ株も下落、ASML、Broadcom、Super Micro Computer、Micron、台湾半導体製造(TSM)を含む
- 米国のテック企業はプレミアムな評価で取引されており、Nvidia、Microsoft、Alphabetなどの主要AIプレーヤーが歴史的な平均を大幅に上回る前向きな[P/E]倍率を有している
- AGIを人工知能の最終目標とし、米国企業がこれを来るべき数年で達成する道筋に乗っていることから、Wedbushのアナリストは月曜日の投資家の神経質さは誇張されている可能性があると考えている
DeepSeekのモデルが注目を浴びているが、米国のテック企業はAGIを目指し、中国や特にDeepSeekが追いつけないインフラとエコシステムに集中しているとの見方がある。
元記事: https://qz.com/nvidia-stock-deepseek-china-ai-model-chatgpt-llama-1851748167