要約:
- Mind AIは、物理環境とやり取りし学習する組み込みAIに焦点を当てており、2025年1月7日から10日にラスベガスのCES 2025でQualcomm TechnologiesとのデバイスAI協力の成果を発表する。
- MAUM AIは、独占ブースとして出展し、主要展示物としてLLMをベースとした音声会話製品である’SUDA’を発表する。
- SUDAは、Qualcomm QCS6490プロセッサをベースとするQualcomm RB3 Gen 2プラットフォームを搭載し、STT、LLM、TTSをサポートし、インターネット接続なしでの音声会話を可能にする。
- Qualcommとの協力により、MAUM AIはSTT、LLM、TTSをこのプロセッサに搭載できるようになった。
- MAUM AIは、CESで自宅IoTを制御するデモンストレーションを披露し、LLMがユーザーの意図を識別し、ブラインドを閉じるように命令する例を示す。
- MAUM AIはLLMにFunction Call機能を実装し、家庭IoT環境でさまざまなセンサーや家電を制御するエージェント機能を実現している。
- MAUM AIは、QualcommのRB3世代プラットフォームとの協力機会を持つことに興奮し、将来的にはQualcomm Technologiesとの緊密な協力を通じてオンデバイスAI市場をリードすることを期待している。
- さらに、MAUM AIは、韓国政府労働部との労働検査官向けAI支援システムや、CES 2025での”WoRV”を適用した農業ロボットの自律運転など、様々な商業化事例を紹介する予定。
感想:
Mind AIやMAUM AIがQualcomm Technologiesとの協力により、組み込みAIの分野での革新的な取り組みを行っていることが明らかになっています。SUDAのような音声会話製品や、LLMを活用した家庭IoT制御のデモンストレーションは、これからの技術の可能性を示しています。MAUM AIのChoi Hong-seop氏のコメントからも、今後のオンデバイスAI市場でのリーダーシップを目指す熱意が伝わってきます。また、AI支援システムや自律運転の事例など、幅広い商業化展開も注目されます。
元記事: https://www.mk.co.kr/en/it/11196337