• TASKINGは、Infineon TriCore AURIX TC4xファミリー向けの開発環境SmartCode v10.3r1の最新バージョンを発表
  • 新リリースは、自動車部門におけるAIベースのアプリケーション開発を簡素化することを意図
  • SmartCodeには、PPU(Parallel Processing Unit)ランタイム環境ライブラリが含まれており、TriCoreとPPUの間で双方向データ交換を提供
  • TASKINGのBlueBoxデバッガーは、仮想環境とECU環境の両方で開発をサポートし、システム開発者にPPUを含むすべてのコアへのデバッグアクセスを許可
  • SmartCodeはEclipse IDEに基づき、WindowsおよびLinuxホストとともに使用可能
  • TriCoreとPPU向けのコンパイラは、機能安全性(ISO26262)およびサイバーセキュリティ(ISO21434)の基準に準拠し、TÜVによって認定済み

自動車業界においてAIがますます重要な役割を果たす中、開発者は高性能なマイクロコントローラーを必要とし、その開発を支援する汎用性の高い開発環境が不可欠である。TASKINGのSmartCodeは、TriCoreおよびPPU向けの開発に必要なすべてのツールを提供し、AIベースの新しいアプリケーションの実装を支援する。Infineon TechnologiesのThomas Schneid氏は、TASKINGのPPUの強化サポートにより、共同顧客は自動車用AIアプリケーションの開発を容易かつ迅速に行えると述べている。

元記事: https://www.newelectronics.co.uk/content/news/tasking-s-smartcode-supports-development-of-ai-based-applications