要約:
- LettaはUCバークレーのAI研究所から分離した新しいGenAIスタートアップで、Felicisをリードとする資金調達で10百万ドルのシードラウンドを実施。
- Lettaの焦点は、先進的なメモリシステムを通じて次世代のAIを推進することであり、MemGPTオープンソースプロジェクトを作成した研究チームによってリードされている。
- Lettaは、開発者が高度なメモリシステムを持つエージェントを構築・展開できる新しいホストされた製品「Letta Cloud」の構築に資金を使用する予定。
- Letta Cloudには、ホストされたエージェントサービスが含まれており、開発者はクラウド上で状態を保持するエージェントをデプロイ・実行できる。
- Letta Cloudはモデルに依存しないため、開発者は簡単にモデルエンドポイントを交換し、自分のエージェントを任意のLLMプロバイダに持ち込むことができる。
考察:
LettaはAIの次世代を牽引するために、メモリシステムを活用してAIエージェントを構築することに焦点を当てています。Letta Cloudのようなホストされた製品は、開発者が状態を持つエージェントを簡単に開発・展開できる環境を提供しています。AIの現在の課題の多くは、適切なメモリ管理の欠如から生じていると考えられており、Lettaの取り組みがこの課題に取り組むことで、AIアプリケーションの新時代を切り開く可能性があると感じます。
元記事: https://pulse2.com/letta-uc-berkeley-genai-spin-out-raises-10-million-seed/