- Googleは、アフリカ全域で都市の成長管理と洪水対策のための人工知能(AI)ツールであるOpen Buildings 2.5D Temporal Datasetを導入
- Open Buildings 2.5D Temporal Datasetは、建物の変化を追跡し、2016年から2023年までの建物の存在、数、高さの推定を行う
- 2050年までに世界の都市人口は25億人増加する見込みで、そのうち90%がアフリカとアジアの都市での成長が予想されている
- このデータは、都市の成長の計画、危機への対応、資源の公平な分配を支援し、洪水被害地域や災害復旧に活用可能
GoogleのOpen Buildingsプロジェクトは、アフリカやアジア、ラテンアメリカ、カリブ海の約40%にあたる18億棟の建物をマッピングする取り組みであり、都市計画などに活用されている。新たなOpen Buildings 2.5D Temporal Datasetは、建物の変化を時間経過と共に示し、高さを推定することができる。このデータは洪水対策など様々な目的で政府や組織に活用されている。