要約:

  • ニューヨーク拠点のレグテック企業Sedric AIは、Foundation CapitalをリードインベスターとするシリーズAラウンドで1,850万ドルを調達。
  • Sedric AIは、既存投資家であるStageOne VenturesやThe Garageに加え、新たな投資家であるAmex Venturesも参加。
  • 資金調達額は総額2,200万ドルで、最新ラウンドの収益は、テルアビブに位置するAIラボの開発とグローバルなマーケティングチームの拡大に活用される予定。
  • 2020年に設立されたSedricプラットフォームは、大規模言語モデル(LLMs)を活用して、金融機関が規制遵守、リスク管理、コミュニケーション監視を支援。
  • LLMsは、複数のチャンネルと顧客タッチポイントを総合的に表示し、組織固有の要件にカスタマイズされており、方針の強制、逸脱の緩和、監査の合理化を自動化する。
  • 成長とコンプライアンスは金融機関にとって競合する優先事項であるが、Sedricの共同創業者兼CEOであるNir Laznikは、コンプライアンスLLMによってリスクを成長の機会に変えると説明。
  • 過去12か月間で収益が5倍に増加し、米国と欧州の顧客基盤が拡大している。

感想:

この記事では、Sedric AIがシリーズAラウンドで資金調達を成功させ、成長とコンプライアンスの両立を目指す姿勢が強調されています。特に、金融機関向けのAI技術を活用した規制遵守プラットフォームの開発やグローバル展開への注力が示されており、市場での存在感を高めている点が印象的です。

元記事: https://www.fintechfutures.com/2024/09/llm-powered-compliance-platform-sedric-ai-secures-18-5m-series-a/