コサインは、人間がソフトウェアの執筆タスクをどのように行うかを「コーディファイ」できると主張し、その方法をAIが複製できるようにすると述べており、2,500万ドル(約19億ポンド)を調達した。

  • 2022年にソフトウェアエンジニアのアリステア・プーレン、退任した最高成長責任者のヤン・リー、そしてサム・ステナーによって設立された。
  • 独自の合成データ生成を通じて人間の推論をどのAIモデルにもトレーニングできると主張。
  • AIに理由づけを教え、企業に真のAI同僚を提供することを使命としている。
  • コサインのウェブサイトは、そのアプローチを「壁にスパゲッティを投げるのとは逆」と述べている。
  • Y Combinator支援のスタートアップは、SWE-Benchで30%のスコアを達成したと述べており、これはAIモデルのソフトウェアエンジニアリングスキルを評価する業界基準である。
  • コサインによれば、これはこれまでのどの会社よりも高いスコアを記録した。
  • CEOのプーレン氏は、「人間の推論をコーディファイする私たちの前進が、AIモデルを訓練して、現在のソフトウェア開発チームが利用できる狭い範囲のタスクや厳密に制限されたプロンプトを遥かに超えて操作できるようにしています」と述べました。
  • 同社の人工開発者「Genie」は、人間の開発者のように機能するとされており、バグの解決や機能の構築、コードのリファクタリングを、自力であるいは他の開発者と協力して行うことができると主張しています。
  • COOのリー氏は、「OpenAIや他社を凌駕し、複雑なソフトウェアタスクを短時間かつ低コストで完了させる製品を開発しました。競合他社が同じ結果を達成するのに要した時間とコストの一部であり、開発と開発者の働き方を根本的に変革する途上にあります」と述べています。

私の考え:

コサインの取り組みは非常に興味深いです。人間の推論をAIモデルにトレーニングすることで、従来のタスクやプロンプトに制限された範囲を超えた作業が可能となり、ソフトウェア開発に革新をもたらす可能性があります。Genieという人工開発者の概念も、開発作業の効率を向上させる点で革新的だと感じます。

元記事: https://www.uktech.news/ai/uk-ai-startup-cosine-developer-20240813