- Microsoft Azure Container Storageが一般提供開始
- Kubernetesの普及により、VMからコンテナへの移行が進む
- Azure Container StorageはAzure Kubernetes Service(AKS)向けに構築
- 永続ボリュームの作成や容量のスケーリングなどをKubernetes API経由で行う
- Ephemeral DisksやAzure Disksをサポート
この記事では、Microsoft Azure Container Storageの一般提供開始が発表されました。Kubernetesの普及により、企業がVMからコンテナに移行し、拡張性、柔軟性、コスト効率を最適化する変革が進んでいます。Azure Container Storageはこれらの要求に応えるために導入され、クラウドベースのストレージで状態を保持するコンテナのホスティングにおいて、最高の価格性能を提供し、ローカルにアタッチされたストレージで最低の遅延を提供します。Azure Container Storageは、Azure Kubernetes Service(AKS)と密接に統合し、Azureの包括的なストレージオファリングに対する状態のワークロード管理を簡素化します。以前は、顧客はスケーラビリティの制約があるVM中心のストレージオプションに状態を保持するワークロードを後付けするか、自己管理型のオープンソースコンテナストレージソリューションを展開する必要がありました。Azure Container StorageはAzure Kubernetes Service(AKS)向けに特別に構築されているため、プロセスが簡素化され、開発者はストレージの管理を気にすることなく革新を追求し、アプリケーションを実行することに集中できます。さらに、永続ボリュームの作成や需要に応じた容量のスケーリングなど、すべてのストレージ操作をKubernetes APIを介して直接実行できるため、基盤インフラのコントロールプレーンAPIとのやり取りが不要となります。Azure Container Storageは、複数のバッキングストレージオプションにわたるストレージ管理を効率化します。具体的には、Ephemeral Disks(ローカルNVMeおよび一時SSD)およびAzure Disksをサポートし、コンテナストレージの景観を変革する旅の始まりとなります。