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自称「技術愛好家」の Vansh Kumar Singh 氏は、M5Stack Cardputer を、Google の Gemini マルチモーダル モデルにリンクされたポケットに収まる人工知能 (AI) アシスタントに変え、外出先で AI 生成を楽しめるようにしました。
「これは、[M5Stack] Cardputer を使用して Gemini API [アプリケーション プログラミング インターフェイス] と対話し、ユーザー入力に基づいて応答を生成するアプリケーションです」と Singh 氏は自身の作業について説明しています。「このプロジェクトには、Wi-Fi 接続の管理、ユーザー入力の処理、API リクエストの作成、Cardputer の画面への応答の表示を行うコードが含まれています。」
M5Stack は昨年 10 月に、ポケットサイズのポータブル開発デバイスとして Cardputer を発売しました。このデバイスは、窮屈ではあるものの、実際に使える物理キーボードとフルカラー ディスプレイを備え、右上のソケットに M5StampS3 マイクロコントローラが接続されています。一方、Gemini は、以前は Bard と呼ばれていたものの新しい名前で、自然言語プロンプトにテキストと画像で応答するように設計された Google の生成 AI プラットフォームです。
Singh 氏のプロジェクトは Cardputer 上で実行され、内蔵キーボードからこれらのプロンプトを受け取り、その中心にある Espressif ESP32-S3 チップに統合された Wi-Fi 無線を使用して、公式 API 経由で Google の Gemini モデルにクエリを送信します。応答を受信すると、Cardputer のコンパクトな 1.14 インチ IPS ディスプレイに表示されるように処理されます。
Singh 氏は、このプロジェクトを MIT の寛容なライセンスの下で GitHub に公開しましたが、試してみたい人は、実行する前に、Cardputer の microSD カードに Wi-Fi アクセスの詳細と Gemini API キーを含む独自の構成ファイルを作成する必要があると指摘しています。
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