- プロフェッショナルにコーディングを行っている期間は、1〜4年が最も一般的。
- 職種別のコーディング期間では、シニアエグゼクティブが最も経験豊富で、17.38年。
- 最も一般的な作業タイプはフルスタック。
- 調査に回答した人のうち、18.9%がアメリカ人。
- 年齢別では、25〜34歳が最も多い。
- 過去1年間で最も使用された/来年使用したいプログラミング言語は、「JavaScript」が最も多く、2位が「HTML/CSS」、3位が「Python」と「SQL」。
- データベース管理システムでは、1位がPostgreSQL、2位がMySQL。
- クラウドプラットフォームでは、「Amazon Web Service」が1位。
- フレームワークでは、「Node.js」が最も人気で、「React」が続く。
- 組み込みシステムでは、「Raspberry Pi」が1位。
- 開発環境では、「Visual Studio Code」が遥かに最も人気。
- 最も一般的に使用されているOSはWindowsで、Ubuntuの使用率は約30%。
- 過去1年間で最も人気のあったAIは「ChatGPT」で、2位が「GitHub Copilot」、3位が「Google Gemini」。
- AIツールを現在開発プロセスで使用している人は61.8%が「はい」と回答。
- AIツールを開発ワークフローの一部として使用する際、48.3%が「好意的」、23.6%が「非常に好意的」と回答。
- AIツールの最も一般的な利点は、81%が「生産性の向上」と回答し、一部の人は学習速度の向上にも役立つと述べている。
- 一方で、AIへの信頼について、満足/非常に満足と回答したのは43%だけであり、懐疑的/非常に懐疑的と回答したのは30.4%。
- 特に、多くの開発者はAIが複雑なタスクを処理できないと考えており、プロの開発者の43.2%が「AIは複雑なタスクを処理するのが得意でない」と回答。
- AIツールを使用する目的については、82%が「主にコードを書くため」と回答。
- 将来AIツールが統合されると期待されるワークフローについて、ほとんどの開発者がAIツールがコードの文書化、コーディング、およびテストにさらに統合されると期待している。
- さらに、68.3%の開発者がAIが現在の仕事に脅威ではないと考えており、プロの開発者の中では69.6%に上る。
- AIに関する倫理的責任について、AIが生成した誤情報が懸念とされ、次いでデータソースの不完全ないし抜け漏れの帰属が挙げられている。
- AIツールを使用するチームや企業の課題について、60%以上が「出力や回答を信頼していない」と「AIは内部アーキテクチャや企業知識の文脈が欠けている」と選択。
- 1年後にAIの進歩がワークフローをどのように改善するかについて自由形式の質問に対しては、「よりシームレスになる」と「より良いコードが出力される」という回答があった。
自己学習意欲が高く、技術文書やStack Overflowを活用する開発者が多いことがわかります。AIツールの使用率が高く、生産性の向上が最も一般的な利点とされています。一方で、AIへの信頼に対する意見が分かれており、複雑なタスクに対するAIの性能についての懸念も見られます。
元記事: https://gigazine.net/gsc_news/en/20240725-2024-stack-overflow-developer-survey/