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Red Hat は、開発者がコンテナ内で生成型 AI 搭載アプリケーションを構築できるようにする Podman Desktop グラフィカル インターフェースの拡張機能である Podman AI Lab を発表しました。
5月7日に発表されたPodman AI Labは、ローカル環境でAIを使った開発を容易にすることを目的としています。Podman AI Labの拡張機能は、AI拡張開発機能を使用してインテリジェントアプリケーションを構築したりワークフローを強化したりするための生成AIの採用をサポートするとRed Hadは述べています。
Podman AI Lab 拡張機能のインストール手順については、developers.redhat.com を参照してください。Podman AI Lab のコンパニオンである Podman Desktop は、ローカル環境でコンテナーと Kubernetes を操作するためのインターフェースを提供します。
Podman AI Lab には、開発者が LLM (大規模言語モデル) の一般的なユースケースを開始できるように、サンプル アプリケーションを含む「レシピ カタログ」が用意されています。これらのユースケースには、人間の会話をシミュレートするチャットボット、コンテンツの作成とキュレーションを支援するテキスト サマライザー、開発者が高レベルの設計に集中できるようにするコード ジェネレーター、デジタル画像やビデオ内のオブジェクトを識別するために使用されるオブジェクト検出などがあります。もう 1 つのユースケースは、音声からテキストへの転写です。これは、話し言葉を自動的に書き起こすテキストです。
開発者はサンプル アプリケーションを使用してソース コードを確認し、さまざまな LLM アプリケーションの構築方法を学ぶことができます。また、Podman AI Lab には、ユーザーがモデルを操作して動作を観察できるプレイグラウンド環境も備わっています。
Paul Krill 氏は InfoWorld の編集長であり、アプリケーション開発を中心に記事を書いています。
著作権 © 2024 IDG Communications, Inc.
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