ウォール・ストリート・ジャーナル紙は火曜日、アップルがデータセンターで人工知能ソフトウェアを実行するためのチップを開発していると報じた。
数年にわたって開発が進められてきたACDCプロジェクト(Apple Chips in Data Center)には明確なタイムラインがないと、WSJが関係者の話として報じた。
報道によると、iPhoneメーカーは台湾積体電路製造(TSMC)と共同でチップの設計と製造に取り組んでいるが、その取り組みが良い結果を生んでいるかどうかは依然として不明だという。
WSJは、アップルのサーバーチップはAIモデルのトレーニングではなくAI推論に重点を置く可能性が高いと報じた。AI推論は、米国の半導体大手エヌビディアが引き続き優位に立つと専門家らが指摘している分野だ。
AI において推論とは、訓練された機械学習モデルが最新のデータから結論を導き出すプロセスです。Google などの他の大手テクノロジー企業は、チップ設計者からの制約から解放される取り組みの一環として、独自の AI 推論サーバー チップの開発に投資しています。
専門家は、マイクロソフトなどのライバルがAI技術とインフラに数十億ドルを投資している一方で、アップルはAI競争で遅れをとっていると指摘している。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は2月に、同社がこの技術に「多額の投資」を行っており、今年後半にAI関連の発表を行う予定であると述べた。アナリストらは、同社が6月に予定されている世界開発者会議でこの発表を行うと予想している。
アップルは木曜日に最新の四半期決算発表を行い、クック氏は投資家に対し、同社がAIへの投資を継続していると語った。「当社はAIの変革力と将来性を信じており、この新しい時代に他社と差別化できる優位性があると信じている」と同氏は述べた。
アップルの第2四半期決算は、iPhoneの売上減少により総売上高が4%減少したにもかかわらず、予想を上回った。同社はまた、木曜日に同社史上最大となる1100億ドルの自社株買いを発表し、株価が急騰した。
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元記事: https://www.nbcsandiego.com/news/national-international/apple-is-reportedly-developing-chips-to-run-artificial-intelligence-software-in-data-centers/3508283/