要約:

  • 700人のエンジニアリーダー(350人)および開発者(350人)を対象にした調査によると、クラウドリソースのリアルタイムインサイトへのアクセスが少ない(43%)、使用されていないリソース(39%)、および過剰または不十分なワークロード(33%)がある。
  • 55%のアプリケーション開発者は購買決定が推測に基づいており、32%はコスト削減を強制するために完全に自動化されたプラクティスを持っている。
  • 62%の開発者はクラウドインフラストラクチャコストの管理についてより多くの制御と責任を望んでいる。
  • 開発者の71%がスポットオーケストレーションを使用せず、61%がインスタンスのサイズを正しく設定せず、58%が予約済みインスタンスや貯蓄プランを使用せず、48%がアイドルリソースを追跡してシャットダウンしない。
  • 平均して、組織はクラウドの無駄を特定して排除するのに31日、過剰なクラウドリソースを特定してサイズを正すのに約25日かかる。

考察:

クラウドインフラストラクチャのコスト管理と最適化において、実時のインサイトの欠如が課題であることが明らかとなった。開発者がコストに関する意思決定を推測に頼ることが多い現状において、AIの活用が重要であると感じる。しかし、AIの導入だけでなく、組織全体でのコスト削減や最適化に向けた取り組みが必要であると考えられる。クラウドリソースの適切な管理と、アプリケーション開発チームとFinOps機能との連携を強化することが重要であると言える。


元記事: https://devops.com/survey-surfaces-lack-of-devops-visibility-into-consumption-of-cloud-infrastructure/